Blog 【渋谷区 千駄ヶ谷】I ‘ s のファンクショナルトレーニングについて その2

【渋谷区 千駄ヶ谷】I ‘ s のファンクショナルトレーニングについて その2

トレーニングの豆知識

2017/10/30 【渋谷区 千駄ヶ谷】I ‘ s のファンクショナルトレーニングについて その2

 

 

 

 

 

🔸ファンクショナルトレーニングの5大原則について🔸


 
ファンクショナルトレーニングには5つの原則が存在します✏️📗
では、どんな事が原則となっているか見ていきましょう!

 
《ファンクショナルトレーニングの5大原則》
1.重力を利用する(Gravity)
人間が生活するうえで、基本となる姿勢は立位姿勢です。
そして、この姿勢から歩いたり走ったり、ものを運んだり、障害物を乗り越えるためにジャンプをするという動作に発展していきます🚶🏃
このような何気ない日常生活動作や、サッカーや野球などで行われるスポーツ動作の中で、常に体に加わる力が存在します⚽️
それが『重力』です。人間は、地球で生活をするかぎり、常に重力に抵抗して動作を行っているのです。
ということは、スポーツに限らず、日常生活動作の機能を向上させるには、重力に対して耐えられる体を作らなければならないのです。
つまり、動作の機能を向上するためのファンクショナルトレーニングは重力に耐える体を作るトレーニングが必要なのです。

 

 

2.共同(Integrate)と分離(Dissociate)
人間のカラダには多くの関節が存在し、それぞれの関節には役割が存在しています。関節ごとに正しい役割に応じて動作を行うことができれば、
人間が本来持っている機能を最大限に活用したファンクショナルな動作が実現できるはずです。
例えば、人のカラダには大きな動きに適していない関節、大きな動きに適している関節があります。
日常動作やトレーニング動作では、
各関節を分離させて動作を行う必要があります。もし、体幹と股関節が分離できていれば、足を上げたときでも体幹が固定され体全体が安定します。
足上げの動作をしたときに体幹が動いてしまったら、動作全体が不安定になり正確で効率が良い動作をすることが出来ません。

 

 

3.キネティックチェーン(kinetic Chain)
人間の運動動作は、1つの筋肉だけで行われているわけではなく多くの筋肉が連鎖して起きていると言われています。
例えばランニングのときは、力は地面から足の筋肉を伝わり、お尻、体幹、上肢へと伝達され前進していきます🏃💨
もし、その連鎖が途中で途切れてしまうと、地面からのエネルギーが途切れてしまい、上肢まで力が伝わらず効率の良い動作が生まれないばかりか、連鎖が途切れた部分に負荷が高まって傷害が起きてしまうことも考えられます。
トレーニングも部分的に筋肉を鍛えるものではなく、複数の筋肉の連鎖を使った複数の筋肉を鍛える方がいいのです。

 

 

4.3面運動(3Dimension Movement Pattern)
人間の動作の多くは、基本的に3面で起きているため、カラダの機能性を上げるトレーニングも3面運動でなけれなりません。
その3面とは、正面、側面、真上からのことをさしています。人間の動作は一見単調な動きに見えたとしても、数多くの動作はこの3面で行われていることが多いのです。
したがって、ファンクショナルトレーニングも1面だけの動きにフォーカスしたものではなく3面動作を考慮したトレーニングで行うことがいいのです。

 

 

5.力の吸収(Loading)と力の発揮(Unloading)
人間の体において、効率的で大きな力の発揮(Unloading)には、必ずその方向とは反対に力を溜めて(Loading)から行われます💪
ジャンプ動作は良い例で、高くジャンプをしようとすれば無意識に一度しゃがみこみを行います。
このしゃがみこみがなければ、力の(Loading)が行われず、高く飛ぶことができません。
野球やゴルフなども同様で、力強いボールを投げようと思えば必ずコッキング動作は行われますし、ゴルフで遠くに飛ばそうと思えばテイクバックがおこなわれます🏌️⛳️
このように、どのスポーツや日常動作においても強い力を発揮するためには、事前に踏み込む動作(Loading)が必要になるのです。つまり、ファンクショナルトレーニングでも動作を機能的にするためには、(Loading)に着目したトレーニングが必要になるのです。

 

 

 

これまでにお話した原則・原理を考えながらトレーニングしていくのは非常に難しいです(^◇^;)
現在の体の機能を最大限に高めるためには、トレーナーに自分の体の姿勢・動きを観察してもらった上でトレーニングメニューの提案/定期的なコンディショニングを行ってもらうことがベストです。
米国ではアスリートに限らず一般の方も体のメンテナンス、筋力向上のための施設”コンディショニングセンター”が存在し、自分の現在の身体、筋力に応じたトレーニングを指導してくれます。ただし、日本では未だそういった施設は数少ないため、しっかり体を見てくれるとの定期的なコンディショニングメニュー作成を行うことで自分に合ったトレーニングプランを立てることがパフォーマンスを高める一番の方法といえるでしょう。

 

 

 

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